狛犬は神社を守っている生き物!シーサーは家を守ってくれます!

この記事では狛犬(こまいぬ)について紹介します。神社の入り口に鎮座しているのをよく見かけます。犬という文字が付くものの、犬っぽくないので気になって調べてみました!形が似ている、シーサーも調べてみました。

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狛犬ってなに?

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狛犬とはどんなものなのでしょうか?ウィキペディアによると

狛犬(こまいぬ)とは、獅子に似た日本で、想像上の生物とされる。として神社寺院の入口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに一対で向き合う形、または守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれる事が多く、またその際には無角の獅子と有角の狛犬とが一対とされる。

引用元:Wikipedia/狛犬

想像上の生き物なんですねぇ。左右にいるのが一般的で、2体で狛犬と呼ばれています。想像上の生き物っていうと、鬼と一緒でしょうか?きっと妖怪とは違いますね。

狛犬って犬なの?なんで神社にいるの?

犬じゃないよ!想像上の生き物で神社を守っているんだって!

なぜ狛犬は阿吽(あうん)になっているの?阿吽の呼吸って?

狛犬は口が開いている方と閉じている方があります。口が開いている狛犬を阿形(あぎょう)、口が閉じている狛犬を吽形(うんぎょう)といいます。

よく耳にする、阿吽(あうん)の呼吸という言葉となにか関係はあるのでしょうか?

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jpnculture.net

阿吽は宗教的な像にも取り入れられ、口を開けた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の像は、神社狛犬(本来は獅子と狛犬の一対)などにみられる[1]。また、寺社の金剛力士像(仁王像)や沖縄シーサーなどにも口を開けた阿形と口を閉じた吽形がみられる。

日本語では2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸阿吽の仲などと呼ぶ。

引用元:Wikipedia/阿吽

阿形は口を開けた状態の音で、吽形は口を閉じた時の音のようです。なんだか意味が深いですね。さらに、阿吽の呼吸とは、2人の呼吸が同じように合っているように行動をしている様子を言うんですね!

息がぴったりってやつだ!

 

 

シーサーと狛犬の違いは?

シーサー

シーサー

シーサーって狛犬にそっくりですよね。色や大きさがいろいろですけど、狛犬とはどんな関係があるのでしょうか?

シーサーと狛犬のはじまりは同じで、古代オリエントのライオンが起源とされています。ライオン=獅子で、沖縄では方言でシーサーになったそうです。狛犬も元は獅子として扱われていて、阿形を獅子、吽形は狛犬(拒魔)と呼んでいたのですが、現在では1対で狛犬と呼ばれています。

シーサーは家を守る生き物として沖縄では玄関などに飾られています。いっぽう、狛犬は神社を守るために置かれています。

そういう違いがあったんだね~家の玄関にもシーサーかざりたいなぁ。

おわりに

私は神社にいくと、つい狛犬の写真を撮ってしまいます。なんか気になるんですよね~。神社ごとで顔も違うので観察するのが楽しいです。すっごく筋肉質の狛犬さんがいたり、歴史を感じさせるような古~い狛犬を見るのも好きです。みなさんも神社にいったらじっくり観察してみてくださいね!